動作要領 11.「単鞭」図106 (ダンビェン)(2回目)
重心を右足に移しながら、上体を右に回す。
右手は、掌心を内側に向けたままで顔の前にあげ、体が右に回るのにあわせて、右横にはらい出してゆく。
左手は、下に押さえおろし、掌心を内側に向けて腹の前に向って弧を描いてはらう。左肘を曲げて、左腕の弧形を保つ。
動作順序 図107~108
体 体を右に回す。
足 左足踵をあげる。
手 右手は掌心を右外側に向けてから、釣手に変える。左手は上に、弧を描いて右肩の前まであげる。
掌心を内側に向ける。
目 右鉤手を見る。
動作要領 図107
ひき続き重心を右足に移し、上体を右に回して左踵を持ちあげる。
右手は掌心を外側に返し、手首を沈めて座腕にして、右側約45°方向に推し出す。
図108
右手は五指の指先を束ねて「鉤手」にする。
左手は掌心を内側に向けたままで、右手前腕部にそえる。左肘を曲げて、左腕の弧形を保つ。
右手は右約45°方向で、斜め上に「鉤手」の鉤頂をつりあげるようにし、肘を沈めて腕を弧形にする。
注意事項 図107
右掌は座腕にして、右約45°方向に、しっかりと推し出してから、図108の鉤手に移る。
図108~110
単鞭の図89~91の注意事項を参照。
動作順序 図109~110
図90~91と同じ。
動作要領 図109~110
90~91の1回目の単鞭と同様の要領で行う。