シュヴルールの振り子について

 先日のサークルの座学でテーマにした「シュヴルールの振り子」についてです。
顕在意識が脳内に思い描いたことは、たとえ本人=顕在意識が実行する気がなくとも、潜在意識はそれを実行するということでしたね、これは、事の良しあしを問わず実行されます。つまり、よいことを思い描けば、よいことが現実に起こるし、悪いことを思い描けばそれもまた現実となります。
伊藤さんから質問のあった、「ダウンジングで使うにはどういう意識を持てばよいのか?」ですが、現地で説明した通り、「自我を無くする=無になるということです。」自我が邪魔すると、自我の望みが反映されて正しい答えを得られません。正しい答えとは、潜在意識に内在する、800万年に及ぶ人類の蓄積した、「よりよく生きるための知恵です。」私たちは、両親から生殖細胞を通して800万年の間、絶えることなく生きた遺伝子を持っています。正しい答えを得ることができなかった・・・・・つまり、早逝した人の遺伝子はそこで途絶えてしまうので、現在の皆さんの潜在意識には800万年生き続けた記憶しか存在しないのです。恐ろしく稀な存在なのです。潜在意識は根底に人類共通の部分を持っています。カール・グスターフ・ユングの唱えた、「集合的無意識」です。人の行動を支配することの多い無意識の力のうち、本能的傾向ならびに祖先の経験した行動様式や考え方が遺伝的に受継がれてきたものをさします。上手に自我を無くすることが出来れば、大きな確率で正しい答えを得ることができるのです。上手に自我を無くする方法の一つとして、“気”を感じる能力を上げることがお勧めです。いわゆる、選択的注意の集中です。現生だけが世界ではないと感じることができるでしょう。

 

 

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